お仏壇とは

 お仏壇は、家庭内に置くもので、お仏壇には位牌と共に先祖や亡くなった親族をお祀りし、偲んだり対話をするためにお仏壇が置かれています。また、お仏壇の本来の意味は、文字通り、仏像や仏具を飾り、仏様を祀る台のことです。このため、家庭にあるお仏壇は、寺院にあるお仏壇を小型にし、厨子と一体化して箱型にしたもので、お仏壇は家の中のお寺のような存在です。

お仏壇が現しているもの


 お仏壇の中央にあるくびれた台の部分は須弥壇(しゅみだん)と呼んでいます。これは「須弥山」を表したもので、お仏壇のこれより上は清浄な仏の世界、お仏壇のこれより下は地上世界だと考えられています。お仏壇の須弥壇の上には「宮殿(くうでん)」があります。その中に、ご本尊の仏像・仏画などが祀られています。お仏壇の各所は、動植物や菩薩・天人などの彫り物や蒔絵などによって荘厳に装飾されています。お仏壇のこれらの装飾は「浄土」、つまり汚れのない清浄な世界を表していると言われます。

お仏壇と仏教


 お仏壇を本来の意味とは違って、仏様よりもご先祖様をお祀りするものがお仏壇のと考えている人がたくさんいます。お位牌がお仏壇に置かれているということは、先祖が仏様や祖師様のお力によって浄土に導かれることを祈っていることを信じていることを表していますので、仏教なしのお仏壇は考えられません。
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